たんていくんプロジェクトの概要


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推理本来の面白さを、ゲームの中に実現出来ないだろうか…。
私達迷宮倶楽部が提案する、新しい推理ゲームの形。それが「たんていくん」です。能動的に捜査を行い、積極的に推理しない限りクリア出来ない、そんなゲームを目指しています。

「たんていくん」には、従来の推理ゲームによく見られる、非論理的なフラグ立ては全くありません。推理小説のようなミスリードはありますが、不条理なトラップは一つもありません。ゲームを解く事を意識する必要はありません。あなたはただ、捜査し、推理し、そして事件の真相を見抜く事だけに集中すれば良いのです。それが「たんていくん」です。





脳天気な名前、前時代的なゲーム画面。しかし、侮ってはいけません。これは、最新流行のビジュアル演出満載の推理系RPG・AVGとは全く違った目的を持った物です。
捜査と推理によって犯人を捕まえ事件を解決する事、ただそれだけを純粋に追求したゲームです。動画は皆無、普通の静止画像すらわずか数枚しか使用していません。

私達が提唱するキーワードは大きく2つあります。あまりの非常識さにきっと驚かれるでしょう。

1.魅力的なストーリー運びや派手な演出を全て排除する。
2.ゲーム中になるべくフラグを立てない。物語を分岐させない。

恐らく、大部分の方は「そんな馬鹿な」とお思いでしょう。
しかし、生粋の推理研である私達が熟考の末に導き出した解答がこれなのです。





もしあなたが、現実の事件に巻き込まれたらどうしますか?
それも警察の助けが得られず、自分自身で解決しなくてはならないとしたら?
あなたには、恐らくあなた独自のやり方・考え方があるでしょう。たんていくんは、プレイヤーの独自性を制限しません。ストーリーに束縛される事なく、自分で考え、自分で判断して捜査を進められます。作者にもプログラムにも何ら指示される事はありません。ゲームである事は事実ですから、現実と全く同様の自由が得られるとは言いません。しかし、少なくとも従来の推理ゲームとは一線を画していると私達は自負しています。
プロローグ終了後、本格的な捜査開始画面が現れます。何の指針も与えられません。普通のゲームとあまりにも大きく異なるため、これまでに多くの方々から「何をしていいのか分からない」と相談を受けました。そうではないのです。これまであなたがプレイして来た数々のゲームの「常識」は忘れて下さい。
あなたは自由に捜査出来るのです。「何をしてもいい」のです。





このゲームでは、なんと犯人特定のタイミングを作者もプログラムも一切指定しません。普通の推理ゲームなら、ある程度の有力な証言や物的証拠が集まったところで「さあ、犯人は誰だ?真相は?」と問われます。もしゲームの中盤で真相が分かったとしても、プレイヤーはその時点ではまだ犯人を捕まえにいく事が出来ません。ストーリーの展開を黙って眺めるしかありません。残念ながら、推理の醍醐味の一つである「ひらめき」が封じられているのです。
しかし、たんていくんの場合は、どんなタイミングでも自由に犯人を指摘する事が出来ます。極端な話、仮に捜査開始と同時に「ひらめき」によって犯人が分かったとします。たんていくんでは、そのまま犯人の居所に直行し、対決する事が可能です。そして、その推理が正しければゲームクリアとなります。特定の証拠を入手する等の「手順」を必ずしも踏む必要がありません。あなたの推理こそが最優先なのです。
従来の推理ゲームや推理小説は、ある意味この「手順」を楽しむ物です。作中の探偵によって、少しずつ事件が解明されていく面白さを味わう訳です。私達も、この楽しさはよく理解出来ます。ただ、そのために「自由に推理する楽しみ」が奪われてしまうのです。たんていくんは、この推理の喜びを追及するために特化した新しいジャンルのゲームなのです。





「たとえ物的証拠がなくても、推理の結果さえ正しければクリア出来る?…それなら、手当たり次第に登場人物を捕まえればいいじゃないか。間違ったらゲームオーバーかもしれないけれど、何度もやり直して総当たりすれば解けるだろう」
はい。その通りです。このゲームの登場人物は1000人以上です。時間のある方は、是非そうして下さい。(笑)
私達は今後の作品で「容疑者の人数」を増やしていく方針です。「純粋に推理する以外に事件解決の道はない」と思って頂けるように、さらに努力していくつもりです。



このサイトでは、私達が始めた「たんていくんプロジェクト」を詳しくご紹介していきます。自分自身で調べ、考えて解く。実社会では当たり前のこの行為が、これまでの推理ゲームでは実現が困難でした。私達は無謀とも思えるアイデアで、この難題に真っ向から挑戦しようと思っています。どうか応援して下さい。

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