たんていくんゲームの構造

たんていくんの構造を、その製作手順と共に解説します。たんていくんは、大まかに2つの製作セクションから成っています。

第1セクション マップを作る■■

TVS(バーチャルマップ生成システム)

工程1 町と建物を作成する

 まず、事件の舞台となる町を作ります。下図はその一部です。この中に各種の建物を配置していきます。便宜上、各世帯主や建物名等が書き込まれていますが、実際のゲーム画面上のマップには文字情報は表示されません。
 このマップを、実在する町のように「バーチャル化」していきます。と言っても、3Dグラフィック等を使って見た目をリアルにするのではありません。解説を読み進んでみて下さい。

 
    ※この画像は開発作業用の簡易版です。

 町には住宅・商店・工場・事務所等、さまざまな建物が出来るだけ現実社会に近い状態に設定されています。町全体の規模から考えて、この種類の店には何人位の従業員が必要だろうか…というような詳細な情報が設けられています。
 下のようなリストは、プレイヤーには提供されません。自分の力で一つずつ調べていかなくてはなりません。

 



工程2 住民を作成する

 全ての世帯に「家族」を設定していきます。住民一人一人に、氏名はもちろん、年齢・続柄・勤務先等のデータを作っていきます。各職場にも従業員のデータを設定していきます。マップの外へと通勤する人、反対に外部から通って来る人等のデータも細かく作り込みます。
 ここがたんていくんの一番の特徴となる部分です。個人情報は、先に述べた物の他に生年月日・血液型・趣味・交友関係・日常的な生活パターン等数十項目にも及ぶ膨大な物です。(ただし、これらのデータ全てが必ずしもゲーム中に登場する訳ではありません。詳しくは後述します)
 また、ゲーム中には表立って現れませんが、事件当日から1か月前までの各人の行動(朝から晩まで)を全てシミュレートしています。
 今回の作品では、これらのデータを1000人分以上精緻に作成しています。この情報も、プレイヤーは一覧する事は出来ません。

 



これでマップが完成です。次にシナリオ関連の製作を行います。